O脚が引き起こす悪影響とは

O脚の原因

O脚とは、足をそろえて立った時に、両膝の間が開く状態のことを指しています。O脚に悩む人は特に女性が多いですが、男性の中にも見た目の問題で悩んでいる人も多く見られます。なぜO脚になってしまうのかその原因としては、普段の生活習慣からくる悪い姿勢や歩き方などが影響しているといえるでしょう。その原因の一つに座り方が挙げられます。浅く座り背もたれによりかかったり、横座りをする、足を組んで座るなどの癖がある場合には注意が必要です。特に姿勢の悪さは長時間の勉強やデスクワーク、スマートフォンの長時間使用によるものなどが多いでしょう。そのほかにも靴が原因となることも考えられます。ぶかぶかすぎる長靴などの大きすぎる靴、足にひっかけて履くサンダル、つま先を圧迫するヒールなどを履いていると、足の構造をゆがめることにもなり、バランスの悪い歩き方を引き起こしてしまいます。

O脚の悪影響

O脚になると、見た目が格好悪いという悩みを持つ人が多いですが、実はそのほかにも体に様々な影響を及ぼすことが分かっています。O脚になっているということは、骨盤のゆがみがひきおこされているということでもあります。骨盤が本来の位置からずれてしまうと、肩や首、背骨や腰など、すべての骨格にゆがみが生じる可能性があるでしょう。これにより肩凝りや頭痛、めまいなどの症状が発生しやすくなり、血流が悪くなり内臓にまで影響が出る可能性も考えられます。さらには骨盤が開くと、おしりや足などが太くなってしまうことも多く見られます。足がむくみやすくなったり、下半身太りになる、下腹部がぽっこりと出てくるなど、ボディラインを崩す原因にもなるでしょう。そのまま放置していると元の位置に戻りにくくなってしまうので、整体などで早めに相談することが大切です。