妊娠中でも整体は受けられる?
妊娠中の整体
一般的に妊娠中には、ホルモンバランスが変化したり、おなかが大きくなってくることから、体に様々な痛みや不調が出やすくなるといえます。妊娠初期の段階でホルモンが分泌されて、関節や靱帯も緩む傾向があり、体をささえるための骨盤はゆがみやすくなっていきます。さらには赤ちゃんがおなかの中でどんどん大きくなると、体の重心は前の方向に移動してしまうことでしょう。大きなおなかを無理に支えようとして腰に痛みを引き起こすなど、体には大きな変化が感じられます。このようなときに、体の不調のある部分を整体などでもみほぐすことによって、前身の血流が良くなり、つらい症状の改善に導きます。妊娠中には、整体では極端な矯正は受けることはできないものの、ゆがんだ骨盤や股関節、腰椎などを無理なく整えることができるでしょう。妊娠中でも整体などのマッサージをうけることはできますが、事前に妊娠中に施術を受けることができるのか確認が必要です。
気をつけるべきこと
妊娠中に整体の施術を受ける場合には、まずはその時期に注意しましょう。妊娠16週目以降となると安定期に入るため、この時期からが生態を受けられる目安となります。そしておなかが大きくなってくる妊娠8か月目よりも前の時期を目安に施術をうけるようにします。妊娠中の整体の施術に関しては、整体院や施術者の方針により違いが見られます。中にはマタニティベッドを持っていないところもあり、このような場合には、うつぶせでの施術になるので通常のベッドでは難しくなります。妊娠初期のおなかが出ていないので大丈夫だと思っている人もいるかもしれませんが、施術を受ける場合には押し付ける圧力が腹部にかかることになります。マタニティベッドは腹部を圧迫しないように穴が開いているため、うつぶせでの施術が可能です。事前にマタニティベッドの有無も確認するようにしましょう。